パ・リーグに在籍しているチームを知りたい…!
この記事はそんな方に向けて、
- パ・リーグとは何か
- パ・リーグに加盟しているチーム
さらに、
- パ・リーグのチームの過去の順位や戦績
- パ・リーグのチーム別優勝回数と優勝年
まーく
パ・リーグとは?
パ・リーグとは『パシフィック・リーグ』の略で、日本のプロ野球リーグのひとつです。
日本のプロ野球は『パシフィック・リーグ』(パ・リーグ)と『セントラル・リーグ』(セ・リーグ)のふたつのリーグで成り立っています。
現在では、それぞれのリーグに6チームが所属し、計12チームが日本のプロ野球チームです。
そして、パ・リーグ、セ・リーグのチームはそれぞれ下記のスケジュール感で試合を進めていくのです。
- 3月下旬レギュラーシーズン開始セ・リーグ/パ・リーグそれぞれ、全143試合(1チームあたり)を戦うレギュラーシーズン(リーグ戦125試合+セ・パ交流戦18試合)がスタートします。
- 5月下旬~6月中旬セ・パ交流戦レギュラーシーズンではセ・リーグ/パ・リーグは別々に戦いますが、『セ・パ交流戦』として18試合、セ・リーグとパ・リーグのチームが戦います。
- 7月中旬前半戦終了&オールスターゲーム前半戦が終了し、セ・リーグ、パ・リーグからファンの人気投票+監督推薦で選手が選ばれ、試合を行う『オールスターゲーム』が実施されます。
- 7月中旬後半戦開始オールスターゲームが終わり、数日空けてレギュラーシーズンの後半戦がスタートします。
- 10月上旬レギュラーシーズン終了この時期までにレギュラーシーズンの順位が確定しています。
- 10月中旬クライマックスシリーズレギュラーシーズンでリーグの1位から3位までのチームが『クライマックスシリーズ』に出場し、
セ・リーグ、パ・リーグそれぞれ、トーナメント形式で優勝を争います。レギュラーシーズンで上位だったチームにアドバンテージがあります。
※詳しくは別記事にて解説
- 10月下旬~11月上旬日本シリーズセ・リーグのクライマックスシリーズの勝者とパ・リーグのクライマックスシリーズの勝者が『日本一』をかけて戦います。
最大で7試合行い、先に4勝した方が『日本一』となります。
パ・リーグに在籍しているチーム
現在、パ・リーグに在籍しているチームは下記です。
気になるチームがある方は、チーム名にチーム紹介記事のリンクをつけていますので、確認してみてください。
チーム名 | 本拠地 |
埼玉西武ライオンズ | メットライフドーム(埼玉県所沢市) |
福岡ソフトバンクホークス | ヤフオクドーム(福岡県福岡市中央区) |
北海道日本ハムファイターズ | 札幌ドーム(北海道札幌市豊平区) |
オリックスバファローズ | 京セラドーム大阪(大阪府大阪市西区) |
千葉ロッテマリーンズ | 千葉マリンスタジアム(ZOZOマリンスタジアム)(千葉県千葉市美浜区) |
東北楽天イーグルス | 宮城球場(楽天生命パーク宮城)(宮城県仙台市宮城野区) |
2000年以降の各チームの順位と戦績
それでは、各パ・リーグのチームの2000年以降の順位の推移と戦績を見てみましょう。
パ・リーグの順位推移と戦績
埼玉西武ライオンズ
多くのシーズンをAクラスで終えている、強豪である埼玉西武ライオンズ。
近年は『山賊打線』を擁し、Aクラスの常連となっています。引き続き毎年、優勝争いを繰り広げることでしょう。
埼玉西武ライオンズ過去の戦績
年度 | 順位 | 戦績 | クライマックスシリーズ | 日本シリーズ |
---|---|---|---|---|
2009 | 4 | 70勝70敗4分 | -- | -- |
2010 | 2 | 78勝65敗1分 | ファーストS敗退 | -- |
2011 | 3 | 68勝67敗9分 | ファイナルS敗退 | -- |
2012 | 2 | 72勝63敗9分 | ファーストS敗退 | -- |
2013 | 2 | 74勝66敗4分 | ファーストS敗退 | -- |
2014 | 5 | 63勝77敗4分 | -- | -- |
2015 | 4 | 69勝69敗5分 | -- | -- |
2016 | 4 | 64勝76敗3分 | -- | -- |
2017 | 2 | 79勝61敗3分 | ファーストS敗退 | -- |
2018 | 1 | 88勝53敗2分 | ファイナルS敗退 | -- |
2019 | 1 | 80勝62敗1分 | ファイナルS敗退 | -- |
2020 | 3 | 58勝58敗4分 | -- | -- |
福岡ソフトバンクホークス
近年、最も多く日本一に輝いている、まさに日本の最強チームといっても過言ではない福岡ソフトバンクホークス。
豊富な選手層を背景に、投打に高いバランスのとれたチームは、怪我人が出たとしても毎年強さを失くすことはありません。
今後も多くのシーズンで優勝を勝ち取ることになるでしょう。
福岡ソフトバンクホークス過去の戦績
年度 | 順位 | 戦績 | クライマックスシリーズ | 日本シリーズ |
---|---|---|---|---|
2009 | 3 | 74勝65敗5分 | ファーストS敗退 | -- |
2010 | 1 | 76勝63敗5分 | ファイナルS敗退 | -- |
2011 | 1 | 88勝46敗10分 | 優勝 | 日本一 |
2012 | 3 | 67勝65敗12分 | ファイナルS敗退 | -- |
2013 | 4 | 73勝69敗2分 | -- | -- |
2014 | 1 | 78勝60敗6分 | 優勝 | 日本一 |
2015 | 1 | 90勝49敗4分 | 優勝 | 日本一 |
2016 | 2 | 83勝54敗6分 | ファイナルS敗退 | -- |
2017 | 1 | 94勝49敗0分 | 優勝 | 日本一 |
2018 | 2 | 82勝60敗1分 | 優勝 | 日本一 |
2019 | 2 | 76勝62敗5分 | 優勝 | 日本一 |
2020 | 1 | 73勝42敗5分 | 優勝 | 日本一 |
北海道日本ハムファイターズ
2000年以降、5回もリーグ優勝を成し遂げた北海道日本ハムファイターズ。
FAやトレードなどで主力選手が安定しないため、年によって結果にかなりバラつきがあります。
しかし、高い育成力を持ったチームはアマチュア時代からスターだった中田翔や清宮幸太郎、吉田輝星など、実力のあるスター選手が揃っています。
北海道日本ハムファイターズ過去の戦績
年度 | 順位 | 戦績 | クライマックスシリーズ | 日本シリーズ |
---|---|---|---|---|
2009 | 1 | 82勝60敗2分 | 優勝 | 敗退 |
2010 | 4 | 74勝67敗3分 | -- | -- |
2011 | 2 | 72勝65敗7分 | ファーストS敗退 | -- |
2012 | 1 | 74勝59敗11分 | 優勝 | 敗退 |
2013 | 6 | 64勝78敗2分 | -- | -- |
2014 | 3 | 73勝68敗3分 | ファイナルS敗退 | -- |
2015 | 2 | 79勝62敗2分 | ファーストS敗退 | -- |
2016 | 1 | 87勝53敗3分 | 優勝 | 日本一 |
2017 | 5 | 60勝83敗0分 | -- | -- |
2018 | 3 | 74勝66敗3分 | ファーストS敗退 | -- |
2019 | 5 | 63勝73敗5分 | -- | -- |
2020 | 5 | 53勝62敗5分 | -- | -- |
オリックスバファローズ
なかなか好成績が残せないシーズンが続くオリックスバファローズ。
しかし、近年は安定感のある投手陣に定評があります。今後の攻勢に期待ができるチームです。
オリックスバファローズ過去の戦績
年度 | 順位 | 戦績 | クライマックスシリーズ | 日本シリーズ |
---|---|---|---|---|
2009 | 6 | 56勝86敗2分 | -- | -- |
2010 | 5 | 69勝71敗4分 | -- | -- |
2011 | 4 | 69勝68敗7分 | -- | -- |
2012 | 6 | 57勝77敗10分 | -- | -- |
2013 | 5 | 66勝73敗5分 | -- | -- |
2014 | 2 | 80勝62敗2分 | ファーストS敗退 | -- |
2015 | 5 | 61勝80敗2分 | -- | -- |
2016 | 6 | 57勝83敗3分 | -- | -- |
2017 | 4 | 63勝79敗1分 | -- | -- |
2018 | 4 | 65勝73敗5分 | -- | -- |
2019 | 6 | 61勝75敗7分 | -- | -- |
2020 | 6 | 45勝68敗7分 | -- | -- |
千葉ロッテマリーンズ
2010年にはシーズン3位から大逆転日本一に輝いた千葉ロッテマリーンズ。
その後、優勝から遠ざかっていますが、まだまだ発展途上。
井口監督を中心に、今後のチーム強化が急がれます。
千葉ロッテマリーンズ過去の戦績
2009 | 5 | 62勝77敗5分 | -- | -- |
---|---|---|---|---|
2010 | 3 | 75勝67敗2分 | 優勝 | 日本一 |
2011 | 6 | 54勝79敗11分 | -- | -- |
2012 | 5 | 62勝67敗15分 | -- | -- |
2013 | 3 | 74勝68敗2分 | ファイナルS敗退 | -- |
2014 | 4 | 66勝76敗2分 | -- | -- |
2015 | 3 | 73勝69敗1分 | ファイナルS敗退 | -- |
2016 | 3 | 72勝68敗3分 | ファーストS敗退 | -- |
2017 | 6 | 54勝87敗2分 | -- | -- |
2018 | 5 | 59勝81敗3分 | -- | -- |
2019 | 4 | 69勝70敗4分 | -- | -- |
2020 | 2 | 60勝57敗3分 | ファイナルS敗退 | -- |
東北楽天イーグルス
2013年に、星野監督のもと、現MLBの田中将大を擁し、日本一に輝いた東北楽天イーグルス。
しかしその後、チームは優勝から遠ざかっています。
2013年のように粘り強く逆転を重ねてまた日本一に返り咲けるか、チームの立て直しにかかっています。
東北楽天イーグルス過去の戦績
2009 | 2 | 77勝66敗1分 | ファイナルS敗退 | -- |
---|---|---|---|---|
2010 | 6 | 62勝79敗3分 | -- | -- |
2011 | 5 | 66勝71敗7分 | -- | -- |
2012 | 4 | 67勝67敗10分 | -- | -- |
2013 | 1 | 82勝59敗3分 | 優勝 | 日本一 |
2014 | 6 | 64勝80敗 | -- | -- |
2015 | 6 | 57勝83敗3分 | -- | -- |
2016 | 5 | 62勝78敗3分 | -- | -- |
2017 | 3 | 77勝63敗3分 | ファイナルS敗退 | -- |
2018 | 6 | 58勝82敗3分 | -- | -- |
2019 | 3 | 71勝68敗4分 | ファーストS敗退 | -- |
2020 | 4 | 55勝57敗8分 | -- | -- |
パ・リーグチーム別、歴代優勝回数と優勝年
パ・リーグが創設されてからの歴代の優勝回数と優勝年を表にしました。
伝統的に強い埼玉西武ライオンズは優勝23回を誇ります。
一方、まさに今黄金時代を築いている福岡ソフトバンクホークスは、1999年以降の優勝回数が多いですね。
北海道日本ハムファイターズも、7回中5回が2000年代の優勝です。
オリックスバファローズ、千葉ロッテマリーンズは優勝から遠ざかっているシーズンが多く、厳しい状況ですね。
東北楽天イーグルスは創設からまだ1度だけの優勝にとどまっています。
引き続き各チームがこの優勝回数をどのように伸ばしていくのか、楽しみですね。
チーム | 優勝回数 | 優勝年 |
西武 | 23回 | 1954・1956・1957・1958・1963・1982・1983・1985・1986・1987・1988・1990・1991・1992・1993・1994・1997・1998・2002・2004・2008・2018・2019 |
ソフトバンク | 21回 | 1946・1948・1951・1952・1953・1955・1959・1961・1964・1965・1966・1973・1999・2000・2003・2010・2011・2014・2015・2017・2020 |
オリックス | 12回 | 1967・1968・1969・1971・1972・1975・1976・1977・1978・1984・1995・1996 |
日本ハム | 7回 | 1962・1981・2006・2007・2009・2012・2016 |
ロッテ | 5回 | 1950・1960・1970・1974・2005 |
楽天 | 1回 | 2013 |
以上がパ・リーグに関する解説でした。ぜひ参考にしてみてくださいね。
セ・リーグについても詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
【2021年最新版】セ・リーグとは?どんなチームがある?在籍チームや歴代の順位、優勝回数などを徹底解説!
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