【2021年最新版】パ・リーグとは?どんなチームがある?在籍チームや歴代の順位、優勝回数などを徹底解説!

パ・リーグってなに…?
パ・リーグに在籍しているチームを知りたい…!

この記事はそんな方に向けて、

  • パ・リーグとは何か
  • パ・リーグに加盟しているチーム
を解説します。
さらに、
  • パ・リーグのチームの過去の順位や戦績
  • パ・リーグのチーム別優勝回数と優勝年
も合わせて解説しますので、プロ野球初心者の方も読むだけで簡単にパ・リーグに詳しくなれます!

まーく

ちなみに、この記事は、野球歴25年以上の野球マニアである、私まーくが書きました。みなさまのお役に立てれば嬉しいです。

パ・リーグとは?

パ・リーグとは『パシフィック・リーグ』の略で、日本のプロ野球リーグのひとつです。
日本のプロ野球は『パシフィック・リーグ』(パ・リーグ)と『セントラル・リーグ』(セ・リーグ)のふたつのリーグで成り立っています。
現在では、それぞれのリーグに6チームが所属し、計12チームが日本のプロ野球チームです。

そして、パ・リーグ、セ・リーグのチームはそれぞれ下記のスケジュール感で試合を進めていくのです。

  • 3月下旬
    レギュラーシーズン開始
    セ・リーグ/パ・リーグそれぞれ、全143試合(1チームあたり)を戦うレギュラーシーズン(リーグ戦125試合+セ・パ交流戦18試合)がスタートします。
  • 5月下旬~6月中旬
    セ・パ交流戦
    レギュラーシーズンではセ・リーグ/パ・リーグは別々に戦いますが、『セ・パ交流戦』として18試合、セ・リーグとパ・リーグのチームが戦います。
  • 7月中旬
    前半戦終了&オールスターゲーム
    前半戦が終了し、セ・リーグ、パ・リーグからファンの人気投票+監督推薦で選手が選ばれ、試合を行う『オールスターゲーム』が実施されます。
  • 7月中旬
    後半戦開始
    オールスターゲームが終わり、数日空けてレギュラーシーズンの後半戦がスタートします。
  • 10月上旬
    レギュラーシーズン終了
    この時期までにレギュラーシーズンの順位が確定しています。
  • 10月中旬
    クライマックスシリーズ
    レギュラーシーズンでリーグの1位から3位までのチームが『クライマックスシリーズ』に出場し、
    セ・リーグ、パ・リーグそれぞれ、トーナメント形式で優勝を争います。レギュラーシーズンで上位だったチームにアドバンテージがあります。
    ※詳しくは別記事にて解説
  • 10月下旬~11月上旬
    日本シリーズ
    セ・リーグのクライマックスシリーズの勝者とパ・リーグのクライマックスシリーズの勝者が『日本一』をかけて戦います。
    最大で7試合行い、先に4勝した方が『日本一』となります。

パ・リーグに在籍しているチーム

現在、パ・リーグに在籍しているチームは下記です。
気になるチームがある方は、チーム名にチーム紹介記事のリンクをつけていますので、確認してみてください。

チーム名 本拠地
埼玉西武ライオンズ メットライフドーム(埼玉県所沢市)
福岡ソフトバンクホークス ヤフオクドーム(福岡県福岡市中央区)
北海道日本ハムファイターズ 札幌ドーム(北海道札幌市豊平区)
オリックスバファローズ 京セラドーム大阪(大阪府大阪市西区)
千葉ロッテマリーンズ 千葉マリンスタジアム(ZOZOマリンスタジアム)(千葉県千葉市美浜区)
東北楽天イーグルス 宮城球場(楽天生命パーク宮城)(宮城県仙台市宮城野区)

2000年以降の各チームの順位と戦績

それでは、各パ・リーグのチームの2000年以降の順位の推移と戦績を見てみましょう。

パ・リーグの順位推移と戦績

埼玉西武ライオンズ

多くのシーズンをAクラスで終えている、強豪である埼玉西武ライオンズ。
近年は『山賊打線』を擁し、Aクラスの常連となっています。引き続き毎年、優勝争いを繰り広げることでしょう。

埼玉西武ライオンズ過去の戦績
年度順位戦績クライマックスシリーズ日本シリーズ
2009470勝70敗4分----
2010278勝65敗1分ファーストS敗退--
2011368勝67敗9分ファイナルS敗退--
2012272勝63敗9分ファーストS敗退--
2013274勝66敗4分ファーストS敗退--
2014563勝77敗4分----
2015469勝69敗5分----
2016464勝76敗3分----
2017279勝61敗3分ファーストS敗退--
2018188勝53敗2分ファイナルS敗退--
2019180勝62敗1分ファイナルS敗退--
2020358勝58敗4分----

福岡ソフトバンクホークス

近年、最も多く日本一に輝いている、まさに日本の最強チームといっても過言ではない福岡ソフトバンクホークス。
豊富な選手層を背景に、投打に高いバランスのとれたチームは、怪我人が出たとしても毎年強さを失くすことはありません。
今後も多くのシーズンで優勝を勝ち取ることになるでしょう。

福岡ソフトバンクホークス過去の戦績
年度順位戦績クライマックスシリーズ日本シリーズ
2009374勝65敗5分ファーストS敗退--
2010176勝63敗5分ファイナルS敗退--
2011188勝46敗10分優勝日本一
2012367勝65敗12分ファイナルS敗退--
2013473勝69敗2分----
2014178勝60敗6分優勝日本一
2015190勝49敗4分優勝日本一
2016283勝54敗6分ファイナルS敗退--
2017194勝49敗0分優勝日本一
2018282勝60敗1分優勝日本一
2019276勝62敗5分優勝日本一
2020173勝42敗5分優勝日本一

北海道日本ハムファイターズ

2000年以降、5回もリーグ優勝を成し遂げた北海道日本ハムファイターズ。
FAやトレードなどで主力選手が安定しないため、年によって結果にかなりバラつきがあります。
しかし、高い育成力を持ったチームはアマチュア時代からスターだった中田翔や清宮幸太郎、吉田輝星など、実力のあるスター選手が揃っています。

北海道日本ハムファイターズ過去の戦績
年度順位戦績クライマックスシリーズ日本シリーズ
2009182勝60敗2分優勝敗退
2010474勝67敗3分----
2011272勝65敗7分ファーストS敗退--
2012174勝59敗11分優勝敗退
2013664勝78敗2分----
2014373勝68敗3分ファイナルS敗退--
2015279勝62敗2分ファーストS敗退--
2016187勝53敗3分優勝日本一
2017560勝83敗0分----
2018374勝66敗3分ファーストS敗退--
2019563勝73敗5分----
2020553勝62敗5分----

オリックスバファローズ

なかなか好成績が残せないシーズンが続くオリックスバファローズ。
しかし、近年は安定感のある投手陣に定評があります。今後の攻勢に期待ができるチームです。

オリックスバファローズ過去の戦績
年度順位戦績クライマックスシリーズ日本シリーズ
2009656勝86敗2分----
2010569勝71敗4分----
2011469勝68敗7分----
2012657勝77敗10分----
2013566勝73敗5分----
2014280勝62敗2分ファーストS敗退--
2015561勝80敗2分----
2016657勝83敗3分----
2017463勝79敗1分----
2018465勝73敗5分----
2019661勝75敗7分----
2020645勝68敗7分----

千葉ロッテマリーンズ

2010年にはシーズン3位から大逆転日本一に輝いた千葉ロッテマリーンズ。
その後、優勝から遠ざかっていますが、まだまだ発展途上。
井口監督を中心に、今後のチーム強化が急がれます。

千葉ロッテマリーンズ過去の戦績
2009562勝77敗5分----
2010375勝67敗2分優勝日本一
2011654勝79敗11分----
2012562勝67敗15分----
2013374勝68敗2分ファイナルS敗退--
2014466勝76敗2分----
2015373勝69敗1分ファイナルS敗退--
2016372勝68敗3分ファーストS敗退--
2017654勝87敗2分----
2018559勝81敗3分----
2019469勝70敗4分----
2020260勝57敗3分ファイナルS敗退--

東北楽天イーグルス

2013年に、星野監督のもと、現MLBの田中将大を擁し、日本一に輝いた東北楽天イーグルス。
しかしその後、チームは優勝から遠ざかっています。
2013年のように粘り強く逆転を重ねてまた日本一に返り咲けるか、チームの立て直しにかかっています。

東北楽天イーグルス過去の戦績
2009277勝66敗1分ファイナルS敗退--
2010662勝79敗3分----
2011566勝71敗7分----
2012467勝67敗10分----
2013182勝59敗3分優勝日本一
2014664勝80敗----
2015657勝83敗3分----
2016562勝78敗3分----
2017377勝63敗3分ファイナルS敗退--
2018658勝82敗3分----
2019371勝68敗4分ファーストS敗退--
2020455勝57敗8分----

パ・リーグチーム別、歴代優勝回数と優勝年

パ・リーグが創設されてからの歴代の優勝回数と優勝年を表にしました。
伝統的に強い埼玉西武ライオンズは優勝23回を誇ります。
一方、まさに今黄金時代を築いている福岡ソフトバンクホークスは、1999年以降の優勝回数が多いですね。
北海道日本ハムファイターズも、7回中5回が2000年代の優勝です。

オリックスバファローズ、千葉ロッテマリーンズは優勝から遠ざかっているシーズンが多く、厳しい状況ですね。
東北楽天イーグルスは創設からまだ1度だけの優勝にとどまっています。
引き続き各チームがこの優勝回数をどのように伸ばしていくのか、楽しみですね。

チーム 優勝回数 優勝年
西武 23回 1954・1956・1957・1958・1963・1982・1983・1985・1986・1987・1988・1990・1991・1992・1993・1994・1997・1998・2002・2004・2008・2018・2019
ソフトバンク 21回 1946・1948・1951・1952・1953・1955・1959・1961・1964・1965・1966・1973・1999・2000・2003・2010・2011・2014・2015・2017・2020
オリックス 12回 1967・1968・1969・1971・1972・1975・1976・1977・1978・1984・1995・1996
日本ハム 7回 1962・1981・2006・2007・2009・2012・2016
ロッテ 5回 1950・1960・1970・1974・2005
楽天 1回 2013

以上がパ・リーグに関する解説でした。ぜひ参考にしてみてくださいね。
セ・リーグについても詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
セ・リーグまとめ【2021年最新版】セ・リーグとは?どんなチームがある?在籍チームや歴代の順位、優勝回数などを徹底解説!

まーく

参考になれましたでしょうか?みなさまが楽しい野球ライフを送れることを願っています!