東京ヤクルトスワローズのチームの特徴や選手を知りたい!
この記事は、東京ヤクルトスワローズのスタジアム(本拠地)や戦績、押さえておきたい注目選手やチームの特徴、マスコットキャラや応援スタイルなど、
これから東京ヤクルトスワローズのことを知っていきたい!
もしくは
東京ヤクルトスワローズのことを簡単に把握したい!
という方向けに、押さえておくべきポイントを紹介していきます。
まーく
目次
東京ヤクルトスワローズのスタジアム(本拠地)は?
東京ヤクルトスワローズのスタジアム(本拠地)は、東京にある明治神宮球場です。
1926年(大正15年)にできて以来、アマチュア野球(大学野球や高校野球など)からプロ野球の試合まで、様々な試合が行われてきた、歴史ある球場です。
明治神宮球場のアクセス
都心にあり、
- 東京メトロ銀座線「外苑前」駅 3番出口より 徒歩約5分
- JR総武線「信濃町」駅 より徒歩12分
- JR総武線「千駄ヶ谷」駅 より徒歩15分
- 都営大江戸線「国立競技場」駅 A2出口より 徒歩約12分
明治神宮球場の施設
一般的な施設に加えて、
- 授乳室
- 車椅子対応のトイレ
- コインロッカー
- 無料wi-fi
また無料wi-fiが用意されているのも嬉しいポイントですね。
詳しく知りたい方は下記を参考にしてみてください。
参考 明治神宮野球場の施設案内明治神宮野球場
東京ヤクルトスワローズの最近の戦績は?
過去5年の戦績は下記です。
過去5年の戦績 | ||||
年 | 勝敗 | セ・リーグ順位 | クライマックスシリーズ | 日本シリーズ |
2014年 | 60勝81敗3分 | 6位 | — | — |
2015年 | 76勝65敗2分 | 1位(リーグ優勝) | 優勝 | 1勝4敗(敗退) |
2016年 | 64勝78敗1分 | 5位 | — | — |
2017年 | 45勝96敗2分 | 6位 | — | — |
2018年 | 75勝66敗2分 | 2位 | ファーストS敗退 | — |
2015年は、前年の最下位から一転、就任1年目の真中滿監督率いるチームは、リーグ終盤まで続いた首位争いを制してリーグ優勝を果たしました。
その後クライマックスシリーズを勝ち抜け、日本シリーズに進むも、パリーグ王者のソフトバンクに惜しくも1勝4敗でした。
しかし2016年・2017年は主力選手たちが次々と怪我に苦しみ、チームも低迷。
特に2017年の96敗は東京ヤクルトスワローズの球団史上最多の記録となってしまいました。
そして2018年は、真中滿監督が退任し、小川淳司監督が2014年以来の再就任となりました。
4月・5月と最下位に終わるも、6月以降盛り返し、最終的にはセリーグ2位で終わりました。
クライマックスシリーズでは惜しくもジャイアンツに敗れ、ファーストステージ敗退となりましたが、2019年以降の更なる活躍が期待されています。
東京ヤクルトスワローズの注目選手は?
東京ヤクルトスワローズの勝敗の行方を左右する注目選手を紹介します。本当は全選手紹介したいのですが、主力選手に絞って紹介しますね。
初心者の方も、これらの選手のことを覚えておけば、試合を見ていて楽しめると思います。
東京ヤクルトスワローズ、注目の野手
青木宣親 選手
- 生年月日:1982年1月5日
- 身長/体重/利き手:175cm/80kg/右投左打
- 出身地/出身校:宮崎県日向市/宮崎県立日向高等学校→早稲田大学
- プロ入り後:ヤクルト→メジャーのブルワーズ、ロイヤルズなど→ヤクルト復帰(2018年)
- ポジション:外野手
- 選手としての特徴
打撃:打率が高く、別名『安打製造機』と言われるほど、ヒットを量産する技術を持っている。
守備:足の速さを生かした広い守備範囲が売りで、ゴールデングラブ賞も獲得している。
走塁:日本で盗塁王も獲得したことがあり、非常に走塁技術も高い。
雄平 選手
- 生年月日:1984年6月25日
- 身長/体重/利き手:174cm/83kg/左投左打
- 出身地/出身校:神奈川県川崎市宮前区/東北高校
- プロ入り後:ヤクルトのみ
- ポジション:投手→外野手
- 選手としての特徴
元々投手として入団するも制球難などで思うように活躍できず、野手に転向した。
打撃:2017年、2018年と打率も3割を超えるとともに、パンチ力のある打撃が特徴。
守備・走塁:足の速さと元投手の強肩を生かした矢のような返球が魅力的。
坂口智隆 選手
- 生年月日:1984年7月7日
- 身長/体重/利き手:181cm/82kg/右投左打
- 出身地/出身校:兵庫県明石市/神戸国際大学附属高等学校
- プロ入り後:近鉄バファローズ→オリックスバファローズ→ヤクルトスワローズ
- ポジション:外野手、一塁手
- 選手としての特徴
打撃:打率が高く、2018年は.317の好成績を残した。追い込まれた後もカットで粘ったり、広角に打ち分ける技術もあり、上位打線で活躍している。
守備:足の速さを生かした広い守備範囲が特徴で、オリックス時代には4度ゴールデングラブ賞を獲得している。高校時代は投手だったこともあり、肩も強い。
走塁:一塁到達が3.71秒と言われており、俊足も魅力的。
山田哲人 選手
- 生年月日:1992年7月16日
- 身長/体重/利き手:180cm/76kg/右投右打
- 出身地/出身校:兵庫県豊岡市/履正社高等学校
- プロ入り後:ヤクルトのみ
- ポジション:二塁手
- 選手としての特徴
打撃:打率も高く、本塁打も打てる、日本屈指の好打者。トリプルスリー(3割30本30盗塁)を3回達成している、トップクラスの実力を持った選手。
守備・走塁:攻撃だけでなく、守備もうまい。足も速く、盗塁王に3回輝いている。
ウラディミール・ラモン・バレンティン 選手
- 生年月日:1984年7月2日
- 身長/体重/利き手:185cm/100kg/右投右打
- 出身地:オランダ王国キュラソー島ウィレムスタット
- プロ入り後:(メジャー)マリナーズ→レッズ→(NPB)ヤクルトスワローズ
- ポジション:外野手
- 選手としての特徴
打撃:広角に打ち分ける技術と爆発的なパワーを備えたホームランバッター。2013年には年間60本の本塁打を放ち、日本プロ野球史上最高を記録。
守備・走塁:肩の強さを買われてヤクルトにスカウトされたが、近年はなんでもないフライを落としたり、落下地点の目測を誤ったりと、ミスを度々起こしている。
西浦直亨 選手
- 生年月日:1991年4月11日
- 身長/体重/利き手:178cm/75kg/右投右打
- 出身地/出身校:奈良県奈良市/天理高等学校→法政大学
- プロ入り後:ヤクルトのみ
- ポジション:内野手
- 選手としての特徴:
走攻守においてバランスが良く、主に三塁手・遊撃手を務める。2018年は138試合に出場し、初の規定打席到達となった。これからのさらなる活躍が期待されている。
東京ヤクルトスワローズ、注目の投手
小川泰弘 選手
- 生年月日:1990年5月16日
- 身長/体重/利き手:171cm/80kg/右投右打
- 出身地/出身校:愛知県渥美郡赤羽根町/愛知県立成章高等学校→創価大学
- プロ入り後:ヤクルトのみ
- 役割:先発
- 選手としての特徴:
元メジャーリーガーのノーラン・ライアンのような左足を大きく上げるフォームが特徴的で、『和製ライアン』と呼ばれている。
最速151km/hのストレートを軸にカットボール、スライダー、フォーク、チェンジアップなどを操る本格派。
2013年には16勝を上げ、新人王・最多勝利・最多勝率などのタイトルを獲得している。
今後も投手陣の柱としてチームを引っ張っていく選手。
デビッド・アンドリュー・ブキャナン 選手
- 生年月日:1989年5月11日
- 身長/体重/利き手:191cm/90kg/右投右打
- 出身地/出身校:ジョージア州アトランタ/ジョージア州立大学
- プロ入り後:(メジャー)フィリーズ→(NPB)ヤクルト
- 役割:先発
- 選手としての特徴:
2018年は先発として10勝を上げた。
最速151kmのストレート・ツーシーム・カットボール・チェンジアップ・カーブなどを駆使する。
2018年は開幕投手も務め、投手陣の中心的存在だった。2019年以降も同じように活躍していけるかどうかが鍵。
原樹理 選手
- 生年月日:1993年7月19日
- 身長/体重/利き手:180cm/79kg/右投右打
- 出身地/出身校:兵庫県加古川市/東洋大学附属姫路高等学校→東洋大学
- プロ入り後:ヤクルトのみ
- 役割:先発
- 選手としての特徴:
2018年は先発として6勝を上げ、今後のスワローズを担っていくエースとして期待されている。
最速150kmを超えるストレートとシュート・スライダー・カーブ・カットボールを操り、特にシュートのスピードとキレが良く、対戦チームの打者が打ちあぐねる場面が多くあった。年齢も若く、今後さらに投手として成長していくことが予想される。
近藤一樹 選手
- 生年月日:1983年7月8日
- 身長/体重/利き手:183cm/80kg/右投右打
- 出身地/出身校:神奈川県相模原市/日本大学第三高等学校
- プロ入り後:近鉄バファローズ→オリックスバファローズ→東京ヤクルトスワローズ
- 役割:中継ぎ
- 選手としての特徴:
2018年は中継ぎエースとして、勝ちパターンの中継ぎ投手として定着。
74試合に登板し、タイトル『最優秀中継ぎ投手』も獲得。
投げ方も、独特なスリークォータースローが特徴的。
2019年以降も、2018年同様、勝負強いピッチングができるかどうかが鍵。
石山泰稚 選手
- 生年月日:1988年9月1日
- 身長/体重/利き手:182cm/75kg/右投右打
- 出身地/出身校:宮崎県日向市/秋田県立金足農業高等学校→東北福祉大学→ヤマハ
- プロ入り後:ヤクルトのみ
- 役割:抑え
- 選手としての特徴:
2018年は好調で、最終的に不動の守護神として定着し、ヤクルトの躍進を支えた。
最速152kmの伸びのあるストレートを中心に、スライダー、カーブ、フォークなどを操る。
2019年以降も調子を維持し、守護神として君臨してほしい。
東京ヤクルトスワローズのチームの特徴は?
チームの特徴は、構成する選手、監督、コーチ、戦略によって大きく変わりますが、ここ数年の特徴を解説します。
別名『火ヤク庫』と呼ばれるほどの爆発的な攻撃力
東京ヤクルトスワローズの最大の特徴は、別名『火ヤク庫』と呼ばれるほどの爆発的な攻撃力です。
先ほど紹介した、山田哲人選手・バレンティン選手・雄平選手・坂口智隆選手など、打撃力や走力の高い選手が揃っており、一度打ち出すと止まらず、相手投手陣を簡単に炎上させるという意味で、『火ヤク庫』と呼ばれています。
2018年も、チームの平均打率.266はセリーグトップ、総得点数658はカープに次ぐセリーグ2位と安定した好成績を残しました。
課題は投手力だったが、2018年は勝ちパターンを確立できたか
爆発的な攻撃力がある一方、ここ数年の課題は投手力でした。
QS率という、先発ピッチャーが6回を自責点3以内に抑えたかどうかの指標が、2018年は約40%とセリーグ5位、NPB12球団中11位という結果に終わりました。
一方で、中継ぎ投手の近藤一樹投手、抑えの石山泰稚投手など、勝ちパターンのピッチャーの成績が安定してきたことや、原樹理投手を始めとした、若手投手陣が台頭してきたことは好材料でした。
2019年以降、先発投手陣が安定し、かつ、中継ぎ、抑えの投手陣が安定した成績を残せれば、かなり上位の結果を残せるはずです。
東京ヤクルトスワローズのマスコットは?
東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラクターは、つばめをモチーフにした
つば九郎(右)
と
つばみ(左)
です。
出典:wikipedia
いつも自由奔放で風刺的な発言も多いつば九郎。
公式チャンネルでも色々とやっているようですね。
東京ヤクルトスワローズの応援スタイルは?
東京ヤクルトスワローズの応援スタイルは有名な、傘を振りながら歌う東京音頭です。
7回の攻撃の前(ラッキーセブンといいます)に行われます。
もし応援に行った際は、一緒に傘を振って楽しむのがおすすめですよ。
以上が、東京ヤクルトスワローズのチーム紹介でした。ぜひ参考にしてみてくださいね。
まーく