【徹底解説!】右打者と左打者、どっちがあなたに向いている?【選び方とメリット・デメリット】

右打者と左打者の違いって?どっちがいいの?
これから始める場合や、バッティングセンターにいく時、どっちで打てばいいんだろう?

野球の初心者の方は、このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
もしくは野球観戦をしていて気になった方もいるかと思います。
そこでこの記事では、

  • 野球を始めるなら、右打者と左打者、どちらでやるべきか
  • 右打者と左打者のメリット・デメリット
を解説します。
野球の観戦や、これから野球を始める方、子供に教える方、ちょっと遊びでバッティングセンターにいく方など、役立つかと思います。

まーく

ちなみに、この記事は、野球歴25年以上の野球マニアである、私まーくが書きました。みなさまのお役に立てればうれしいです。

右打者と左打者、どっちがあなたに向いている?

右打者と左打者、どっちがあなたに向いているのでしょうか。
結論ですが、
『練習してみて、打ちやすいほう・振りやすいほうを選ぼう!』
という話になります。
右利きなら絶対右打ちではないといけない、左利きなら絶対に左打ちでないといけない
というわけではありません。
実際にプロでも、右利きで左打ちの人もたくさんいます。(イチロー・福留など)
逆に左利きだけど右打ちの人もいます。(巨人の坂本など)
よって、実際に練習してみて、打ちやすいほう・振りやすいほうを選ぶというのが正解なのです。

そもそも右打席・左打席とは?

野球初心者の方であれば、そもそも
右打席・左打席とは???
という方もいるかと思います。
こちらの図を見てみてください。
右打席と左打席
ピッチャープレートに対して、左側に立っているのが右打席
ピッチャープレートに対して、右側に立っているのが左打席
です。(最初は混乱するかもしれません)
右打席・左打席、それぞれメリット・デメリットがあります。

右打者・左打者のメリット・デメリット

右打者のメリット

右利きの場合、強い打球が飛ばせる

バッティング動作に関して、右打ちの場合は、右手でボールを押し込む力が、打球の強さ(飛距離)を大きく左右します。
よって、右利きの人は元々右腕の力が左腕より強いので、左打ちよりも右打ちの方が強い打球を飛ばせるということになります。

右方向の打球を狙って打つ際に有利

攻撃のシチュエーション次第で、ライト方向に狙って打つ場面があります。
これは、1塁ランナーや2塁ランナーをなるべく進塁させたい場面などです。
右打者がライト方向に狙って打つためには、バットとボールが当たるポイントを、よりキャッチャー寄りにする必要があります。
それはつまり、投球を長く見れるということになります。
長く見れるメリットは、

  • ボールの軌道を把握しやすい
  • ストレートでも差し込まれにくい
  • 変化球も見極めて自分のポイントで打てる
という点なので、右方向の打球を狙って打ちたい場合は右打者の方が有利になるのです。

右打者のデメリット

1塁ベースが遠い

左打者に比べて、右打者のバッターボックスの方が1塁ベースよりも遠い位置にあります。
つまり、打ってからの1塁までの到達時間が長くなる=ヒットになる確率が下がる
ということなので、左打者に比べて不利です

右打者の方が数が多いので対策されやすい

世の中には左利きよりも右利きの方が多く、よって右打者の方が割合として多くなります。
このため、右打者に打たれないように対策されやすい、というのがでメリットの一つになります。

右投げのアンダースロー・サイドスロー投手が打ちにくい

右投げのアンダースロー・サイドスロー投手がたまにいるのですが、
ボールが背中からくるような軌道に見えますので、打ちにくいと感じるバッターが多いです。
左投げのアンダースロー・サイドスロー投手よりも、右投げのアンダースロー・サイドスロー投手の方が割合としては多いので、
打ちにくい場合が多く、デメリットの一つと言えるでしょう。

左打者のメリット

1塁ベースが近い

左打者のメリットの一つは1塁ベースが近いことです。
打ってからの1塁までの到達時間が短くなる=ヒットになる確率が上がる
となりますので有利ですね。

右投手を打ちやすい

また、左打者のメリットとして右投手を打ちやすいという点があります。
これは左打者から右投げ投手の腕の軌道を見た際に、ボールのリリースポイントが見やすいためです。
ボールのリリースポイントが見やすいと、ボールの軌道の予測がしやすく、打ちやすくなるのです。

左打者のデメリット

右利きだった場合、少し打球が飛びにくい

右利きの人が左打者になる場合、ボールを遠くに飛ばすために必要な、左手で押し込む力が弱くなるので
左利きの打者に比べると打球が飛びにくいと言われています。
もちろんトレーニングによって克服可能ですが、傾向としてはパワーが弱くなります。

右打ちしたい場合、ポイントが前になるので、変化球に弱い

攻撃のシチュエーション次第で、ライト方向に狙って打ちたい場面で、
左打者の場合は、ボールとバットがぶつかるポイントを少し前にすることで、ライト方向に飛ばす形になります。
よって、そのぶん普段よりも早くボールの軌道を判断し、スイングしなければいけなくなります。
そのため、変化球だった場合、軌道を見極める前に振出さなければならず、ミートできる確率が下がると言われています。

これらの右打者・左打者それぞれのメリットデメリットを把握し、
自分でスイングしてみる・打ってみるてしっくりくる方で打つのが良いでしょう。
ちなみに、バッティングについてもっとノウハウを知りたい方はこちらの記事にまとまっていますので参考にしてみてくださいね。
野球のバッティングのコツと自分でできる練習方法まとめ【保存版】野球のバッティングフォームのコツと一人でできる練習方法まとめ

まーく

以上が、『右打者と左打者どちらで打つべきか?』に関する解説でした。みなさまが楽しい野球ライフを送れることを願っています!