巨人のチームの特徴や選手をパッと知りたい!
この記事は、読売ジャイアンツのスタジアム(本拠地)や戦績、押さえておきたい注目選手やチームの特徴、マスコットキャラや応援スタイルなど、
これから読売ジャイアンツのことを知っていきたい!
もしくは
読売ジャイアンツのことを簡単に把握したい!
という方向けに、押さえておくべきポイントを紹介していきます。
まーく
目次
読売ジャイアンツ(巨人)のスタジアム(本拠地)は?
読売ジャイアンツの本拠地は、東京ドームです。
1988年にできたドーム型の野球場で、野球の他にもプロレスやコンサートなど、様々なイベントに使われています。
東京ドームへのアクセス
文京区にあり、
- JR「水道橋駅」西口
- 都営地下鉄三田線「水道橋駅」A2出口
- 東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」2番出口
- 都営地下鉄大江戸線「春日駅」6番出口
東京ドームの施設
東京ドームの周辺には野球の施設だけではなく、様々な施設が立ち並ぶ『東京ドームシティ』になっています。
- 授乳やオムツ替えができる場所
- ベビーカーの貸し出し
- 託児施設
- 多目的トイレ
- コインロッカー
- コンビニエンスストア
野球以外でも一日中楽しめる施設がたくさんあるので、詳しく知りたい方は下記を参考にしてみてください。
参考 東京ドームシティの施設案内東京ドームシティ
読売ジャイアンツ(巨人)の最近の戦績は?
過去5年の戦績 | ||||
年 | 勝敗 | リーグ順位 | クライマックスシリーズ | 日本シリーズ |
2014 | 82勝61敗1分 | 1位 | ファイナルS敗退 | — |
2015 | 75勝67敗1分 | 2位 | ファイナルS敗退 | — |
2016 | 71勝69敗3分 | 2位 | ファーストS敗退 | — |
2017 | 72勝68敗3分 | 4位 | — | — |
2018 | 67勝71敗5分 | 3位 | ファーストS敗退 |
ここ5年は4度、クライマックスシリーズに出場していますが、いずれも敗退し、日本シリーズ進出とはなりませんでした。
毎年FA選手などの大型の補強をしていますが、思うように結果に繋がっていない年が続いています。
2018年は、西武からFA宣言した野上亮磨、前中日のアレックス・ゲレーロ、MLBから戻ってきた上原浩治などが加わりました。
また、若手の岡本和真や吉川尚輝などの活躍もあり、最後まで横浜DeNAベイスターズと3位争いを繰り広げ、最終的にはクライマックスシリーズ進出となりました。
しかし、またもやファイナルステージで敗退。
2016年から就任した高橋由伸監督は、就任3年間の結果の責任を取って辞任しました。2019年からは原辰徳監督の新体制となり、広島からFA宣言した丸佳浩、西武からFA宣言した炭谷銀仁朗、オリックスの中島宏之、MLBのパドレスからクリスチャン・ビヤヌエバ、MLBのマリナーズから岩隈久志など、大型補強を繰り返し行い、カープ連覇の阻止を狙っています。
読売ジャイアンツ(巨人)の注目選手は?
読売ジャイアンツの勝敗の行方を左右する注目選手を紹介します。
読売ジャイアンツは知名度のある選手が非常に多く、本来であれば全選手紹介していきたいのですが、今回は主力選手に絞って紹介しますね。
初心者の方も、これらの選手のことを覚えておけば、試合を見ていて楽しめると思います。
読売ジャイアンツ、注目の野手
阿部慎之助 選手
- 生年月日:1979年3月20日
- 身長/体重/利き手:180cm/97kg/右投左打
- 出身地/出身校:千葉県浦安市/安田学園高等学校→中央大学
- プロ入り後:読売ジャイアンツのみ
- ポジション:捕手、一塁手
- 選手としての特徴
強打の捕手であり、長らくチームの主軸として読売ジャイアンツを引っ張っている存在。長打力と広角に打ち分ける技術を兼ね揃えている。
また強肩の持ち主でもあり、2010年には両リーグトップの進塁阻止率を記録した。
2007年〜2014年まではチームのキャプテンを務めた。近年は若手の台頭や怪我などの影響により一塁手としての出場をしていたが、2019年からはまた捕手に戻る予定。
小林誠司 選手
- 生年月日:1989年6月7日
- 身長/体重/利き手:178cm/83kg/右投右打
- 出身地/出身校:大阪府堺市南区/広陵高等学校→同志社大学→日本生命
- プロ入り後:読売ジャイアンツのみ
- ポジション:捕手
- 選手としての特徴
遠投115メートルを記録し、二塁への送球は1.9秒という強肩持ち主である。よって非常に盗塁阻止率が高い。
阿部慎之助の後継者と期待されているが、打撃が課題で打率は2016年、2017年と2年連続でリーグ最下位を記録するなど、なかなか伸ばせていない。
2018年はシーズン序盤は好調であったが5月以降失速し、スタメンを外れることが多くなった。
2019年以降、課題の打撃面を改善し、正捕手争いに加わる。
炭谷銀仁朗 選手
- 生年月日:1987年7月19日
- 身長/体重/利き手:180cm/93kg/右投右打
- 出身地/出身校:京都府京都市左京区/平安高等学校
- プロ入り後:埼玉西武ライオンズ→(2019年-)読売ジャイアンツ
- ポジション:捕手
- 選手としての特徴
2019年よりFAにより読売ジャイアンツに加わった。
2018年までに通算打率.212、通算OPS.532と打撃面に課題がある一方で、守備では二塁への送球タイムが1秒9台という強肩を武器に高い盗塁阻止率を誇っている。
2019年以降、阿部慎之助・小林誠司とともに正捕手争いに加わる。
岡本和真 選手
- 生年月日:1996年6月30日
- 身長/体重/利き手:185cm/96kg/右投右打
- 出身地/出身校:奈良県五條市/智弁学園高等学校
- プロ入り後:読売ジャイアンツのみ
- ポジション:一塁手、三塁手、左翼手
- 選手としての特徴
2018年に飛躍した若手の一人で、143試合に出場し、本塁打34、打点106と好成績を残した。長打力と広角に打ち分ける打撃が魅力で、これからの読売ジャイアンツを引っ張っていく存在となる。
2019年以降も同様にチームの主軸となる活躍ができるかどうかが読売ジャイアンツの順位を大きく左右する。
坂本勇人 選手
- 生年月日:1988年12月14日
- 身長/体重/利き手:186cm/83kg/右投右打
- 出身地/出身校:兵庫県伊丹市/光星学院高等学校
- プロ入り後:読売ジャイアンツのみ
- ポジション:遊撃手、一塁手、二塁手
- 選手としての特徴
長打力もあり、打率も残せる万能バッター。特にインコース打ちの技術は球界トップクラス。
また、50メートル6.0秒の俊足を生かした広い守備範囲と送球の確実性の高さにも定評があり、走攻守揃った球界を代表する選手である。
丸佳浩 選手
- 生年月日:1989年4月11日
- 身長/体重/利き手:177cm/90kg/右投左打
- 出身地/出身校:千葉県勝浦市/千葉経済大学附属高等学校
- プロ入り後:広島東洋カープ→読売ジャイアンツ(2019-)
- ポジション:外野手
- 選手としての特徴
2019年よりFAにより読売ジャイアンツ入りを表明した。
走攻守揃った球界を代表する選手で、広島東洋カープのセリーグ連覇に大きく貢献した一人。
2018年は打率.306、ops1.096、本塁打39と驚異的な成績を残した。
同様の活躍を2019年以降も続けられるかどうかが鍵。
読売ジャイアンツ、注目の投手
菅野智之 選手
- 生年月日:1989年10月11日
- 身長/体重/利き手:186cm/92kg/右投右打
- 出身地/出身校:神奈川県相模原市南区/東海大学付属相模高等学校→東海大学
- プロ入り後:読売ジャイアンツのみ
- 役割:先発
- 選手としての特徴:
巨人のエースとであるとともに日本代表でもエースを務める、日本のエース。
スリークォーターから最速155km/hのストレートに加え、シュート・スライダー・カーブ・カットボールフォークなど多彩な球種を持ち球としている。
また、制球力に優れ、制球力を示す与四死球率は日本トップクラスである。
2017年は17勝、2018年は15勝をあげる活躍で、2019年以降もチームの大黒柱としての活躍が期待されている。
畠世周 選手
- 生年月日:1994年5月31日
- 身長/体重/利き手:186cm/78kg/右投右打
- 出身地/出身校:広島県呉市/近畿大学附属福山高校→近畿大学
- プロ入り後:読売ジャイアンツ
- 役割:先発・中継ぎ
- 選手としての特徴:
最速156km/hのストレートを軸に、フォーク、チェンジアップ、カットボール、スライダーなどを操る。
2017年は先発を務めたが、2018年は怪我などの影響で出遅れ、1軍では主に中継ぎとしての登板になった。
残した成績はまだまだだが、非常に大きなポテンシャルを秘めており、今後の活躍が期待されている。
山口俊 選手
- 生年月日:1987年7月11日
- 身長/体重/利き手:187cm/97kg/右投右打
- 出身地/出身校:大分県中津市/柳ヶ浦高等学校
- プロ入り後:横浜DeNAベイスターズ→横浜DeNAベイスターズ(2017-)
- 役割:先発、抑え
- 選手としての特徴:
最速157km/hのストレートと落差の大きいフォークボールを軸に、縦横のスライダー、カーブ、シュート、SFF、ワンシームなどを操る。
DeNA時代はクローザーを務めたこともあり、読売ジャイアンツに移籍してからは基本的には先発だったが、2018年にはチーム事情でリリーフを務めたこともあった。
調子が良いと手がつけられないほど相手打線を封じ込める力を持っており、2019年以降安定してその力を発揮できるかどうかが鍵。
クリストファー・クリソストモ・メルセデス 選手
- 生年月日:1994年3月8日
- 身長/体重/利き手:188cm/82kg/左投両打
- 出身地/出身校:ドミニカ共和国、ラ・ロマーナ/ヌエバ・エスペランサ高
- プロ入り後:タンパベイ・レイズ傘下のマイナー→カープアカデミー→読売ジャイアンツ
- 役割:先発
- 選手としての特徴:
最速153キロのストレートと、スライダー、カーブ、チェンジアップ、シンカーを操る左腕。
外国人らしくないコーナーを突く綿密な投球をする。
2018年は苦しむシーズン終盤に救世主のように現れ、シーズン終了まで先発ローテーションの一角を担い5勝を記録し、チームのクライマックスシリーズ出場に大きく貢献した。
上原浩治 選手
- 生年月日:1975年4月3日
- 身長/体重/利き手:187cm/87kg/右投右打
- 出身地/出身校:大阪府寝屋川市/東海大学付属仰星高等学校→大阪体育大学
- プロ入り後:読売ジャイアンツ (1999-2008)→ボルチモア・オリオールズ (2009-2011)→テキサス・レンジャーズ (2011-2012)→ボストン・レッドソックス (2013-2016)→シカゴ・カブス (2017)→読売ジャイアンツ (2018-)
- 役割:先発、中継ぎ、抑え
- 選手としての特徴:
ストレートとスプリットを軸に、スライダー、カーブを投げることもあるが、基本はストレートとスプリットを投げ分ける。
スプリットは落差の大・小、シュート回転させて右に落とすもの、スライダー回転させて左に落とすものなど、数種類を相手バッターやカウントによって使い分けている。
最初の巨人時代は主に先発投手として数々のタイトルを取得、MLBに渡ってからはリリーフに転向し大活躍、特にレッドソックス時代にはクローザーを務め、2013年のワールドシリーズでは日本人初のワールドシリーズ胴上げ投手となった。
また、読売ジャイアンツ復帰後の2018年には日本人では史上初となる日米通算100勝100セーブ100ホールドの記録を樹立している。
読売ジャイアンツ(巨人)のチームの特徴は?
チームの特徴は、構成する選手、監督、コーチ、戦略によって大きく変わりますが、ここ数年の特徴を解説します。
毎年行うダイナミックな補強
近年の読売ジャイアンツの最も大きな特徴は、『毎年のように行われるダイナミックな補強』でしょう。
各チームのFA宣言をした選手を豊富な資金力を武器に口説き、チームに加入していきます。
山口 俊(投手):横浜DeNAベイスターズ
陽 岱鋼(外野手):北海道日本ハムファイターズ
丸 佳浩(外野手):広島東洋カープ
主力の高齢化と若手育成の苦戦
補強を繰り返す背景には、
- 主力選手が高齢化している
- 現主力選手に代わる若手選手が育ってきていない
2018年は岡本和真や吉川尚輝などが1軍に定着したものの、まだまだ十分に若手が台頭しているとはいえない状況です。
一方で読売ジャイアンツは『常勝軍団』と言われるほど、勝つことを宿命づけられたチームでもあります。
そういった事情から、
若手が育たない→補強せざるを得ない→補強に頼り、選手が育成できない→さらに若手が育たない
という悪循環が生まれているという見方もできます。
読売ジャイアンツが常勝軍団に戻るために、中長期的にどのような戦略を仕掛けてくるのか、注目ですね。
読売ジャイアンツ(巨人)のマスコットは?
読売ジャイアンツのマスコットは『ジャビット』です。
ただし、ジャビットファミリーといって、全部で8人います。以下、それぞれ説明していきますね。
ジャバ(背番号:555)
チャピー(背番号:なし)
はとこ(背番号:8105)
読売ジャイアンツ(巨人)の応援スタイルは?
読売ジャイアンツにも様々な応援の仕方がありますが、有名なのはこのタオルを回す応援でしょう。
以上が、読売ジャイアンツのチーム紹介でした。ぜひ参考にしてみてくださいね。
まーく