横浜DeNAベイスターズがどんなチームなのか知りたい!
横浜DeNAベイスターズってどんな選手がいるの?
この記事は、横浜DeNAベイスターズのスタジアム(本拠地)や戦績、押さえておきたい注目選手やチームの特徴、マスコットキャラや応援スタイルなど、
これから横浜DeNAベイスターズのことを知っていきたい!
もしくは
横浜DeNAベイスターズのことをサクッと簡単に把握したい!
という方向けに、押さえておくべきポイントを紹介していきます。
まーく
目次
横浜DeNAベイスターズのスタジアム(本拠地)は?
横浜DeNAベイスターズの本拠地は、『横浜スタジアム』です。
1978年に出来て以来、横浜DeNAベイスターズの本拠地としての使用だけでなく、高校野球などのアマチュア野球の試合やアメリカンフットボールの試合など、様々な試合に使われています。
周囲は公園になっており、試合がない日でも横浜市民の憩いの場になっていますので観光スポットしてもおすすめですよ。
横浜スタジアムのアクセス
駅から近く、
- JR根岸線「関内駅」南口より徒歩2分
- JR根岸線「石川町駅」北口より徒歩5分
- 横浜市営地下鉄「関内駅」1番出入口より徒歩3分
- みなとみらい線「日本大通り駅」2番出入口(横浜スタジアム口)より徒歩3分
また、車の場合も、
- 横浜公園IC
- 阪東橋IC
参考 横浜スタジアムのアクセス横浜スタジアム
横浜スタジアムの施設
一般的な施設に加えて、
- 小さな子供が遊べるキッズパーク
- 授乳室
- おむつ替えシート
- 車椅子対応のトイレ
参考 スタジアムマップ横浜スタジアム そのほかにも、横浜スタジアムは、オリジナルのフード・ドリンクメニューに力を入れていることでも有名です。
- 暑い時に食べると最高な『みかん氷』
- 飲みやすい爽やかな香りが特徴的な『ベイスターズエール&ベイスターズラガー』
- 若手選手が生活する青星寮での定番メニュー『青星寮カレー』
横浜DeNAベイスターズの最近の戦績は?
過去5年の戦績 | ||||
年 | 勝敗 | セ・リーグ順位 | クライマックスシリーズ | 日本シリーズ |
2014年 | 67勝75敗2分 | 5位 | — | — |
2015年 | 62勝80敗1分 | 6位 | — | — |
2016年 | 69勝71敗3分 | 3位 | ファーストS勝利→ファイナルS敗退 | — |
2017年 | 73勝65敗5分 | 3位 | 優勝 | 2勝4敗(敗退) |
2018年 | 67勝74敗2分 | 4位 | — | — |
1998年に権藤 博監督が率いた横浜DeNAベイスターズは、ハマの番長こと三浦大輔投手やハマの大魔神こと佐々木主浩投手、日本屈指の名捕手である谷繁元信選手や現スワローズのコーチを務める石井 琢朗選手、類稀なるバッティングセンスを持った鈴木尚典選手などの主力選手を擁し、リーグ優勝を果たしました。
非常に高い打撃力を誇ったことから『マシンガン打線』と呼ばれ、恐れられていました(マシンガンのように瞬く間にたくさんの得点を入れてしまう)。
しかしその後、黄金時代に突入するかと思いきや、主力選手のFAなどでチームは低迷。
2000年〜2015年までの間でチームがAクラスに入れたのはたったの3回、横浜スタジアムはいつもガラガラでお客さんが入らない状況で、まさに『暗黒期』を過ごしていました。
2012年に親会社がTBSからDeNAに代わると、様々な改革により遠ざかっていた客足が少しずつ戻り始め、新たに就任した中畑清監督が若手の育成に注力、徐々に結果が良くなっていきました。
2016年にラミレス監督が就任すると、その年に筒香嘉智選手などの若手を中心としたチームは躍進を遂げ、ついに初のクライマックスシリーズ進出を果たします。
さらに2017年はペナントレースでは3位でしたが、クライマックスシリーズにて2位の阪神タイガース、1位の広島東洋カープを撃破し、1998年以来の日本シリーズに進出を果たしました。惜しくも福岡ソフトバンクホークスに破れてしまいましたが、それまでの弱小だったチームは生まれ変わったように周囲に映っていました。
2018年は開幕前から優勝候補に挙げられるなど、更なる躍進が期待されていましたが、
先発投手陣の相次ぐ不調による崩壊、
主力選手の度重なるケガ
などにより思うような成績が残せず、リーグ4位という結果に終わりました。
2019年は、2018年に出た課題をどれだけ克服し、優勝争いに加われるかどうかが鍵になっています。
横浜DeNAベイスターズの注目選手は?
横浜DeNAベイスターズの注目選手を紹介します。
本来であれば一人一人紹介していきたいのですが、今回は主力選手に限って紹介させていただきます。
初心者の方も、これらの選手のことを覚えておけば、試合を見ていて楽しめると思います。
横浜DeNAベイスターズ、注目の野手
筒香嘉智 選手
- 生年月日:1991年11月26日
- 身長/体重/利き手:185cm/97kg/右投左打
- 出身地/出身校:和歌山県橋本市/横浜高等学校
- プロ入り後:横浜DeNAベイスターズのみ
- ポジション:外野手
- 選手としての特徴
キャプテンとしてチームを牽引している。
打撃:打率も長打率も高く、別名『日本の四番』と呼ばれる、日本屈指のスラッガー。2016年には本塁打王、打点王を獲得。
守備・走塁:守備や走塁技術はそこまで高くない。主にレフトを守る。横浜スタジアムの照明がレフトフライと重なり打球を見失うことがあり、たまに決定的なエラーをする。
ホセ・ロペス 選手
- 生年月日:1983年11月24日
- 身長/体重/利き手:183cm/103kg/右投右打
- 出身地:ベネズエラ、アンソアテギ州バルセロナ
- プロ入り後:(メジャー)マリナーズ・ロッキーズ・マーリンズなど→(NPB)読売ジャイアンツ→横浜DeNAベイスターズ
- ポジション:一塁手
- 選手としての特徴
チームメイトから『チャモ』という愛称で慕われ、信頼も厚く、チームの精神的な支柱となっている。
打撃:打率も長打も残せるクリーンナップ。どちらかというと引っ張り気味の打球が多いが、広角に打ち分ける技術も持っている。
守備・走塁:足は速くないが守備がうまく、一塁手としてゴールデングラブ賞も獲得している。
ネフタリ・ソト 選手
- 生年月日:1989年2月28日
- 身長/体重/利き手:185cm/97kg/右投右打
- 出身地:プエルトリコ自治連邦区マナティ
- プロ入り後:(MLB)レッズなど→(NPB)横浜DeNAベイスターズ
- ポジション:一塁手、三塁手、外野手、二塁手、捕手
- 選手としての特徴
打撃:2018年に彗星の如く現れ、107試合の出場で41本のホームランを放ち、2018年の本塁打王に輝いた。打率も.310と、非常に素晴らしいバッター。
守備・走塁:器用で複数ポジションこなせるのが特徴。チームの主力にケガ人が続出したシーズン中盤に複数ポジションこなせるソト選手は非常に有用だった。
宮崎敏郎 選手
- 生年月日:1988年12月12日
- 身長/体重/利き手:172cm/85kg/右投右打
- 出身地/出身校:佐賀県唐津市/佐賀県立厳木高等学校→日本文理大学→セガサミー
- プロ入り後:横浜DeNAベイスターズのみ
- ポジション:三塁手、二塁手、一塁手
- 選手としての特徴
別名『プーさん』という愛称で親しまれており、打席に立つとAbemaTVではハチミツのスタンプが大量に送られる。
また、独特のバッティングフォームが落合博満選手に似ているため、「小さい落合」との意味で『コチアイ』と呼ばれることもある。
打撃:打率が高く、2017年には首位打者のタイトルを獲得した。広角に自在に打ち分ける技術を持っており、日本トップクラスのバットコントロールを誇る。
守備・走塁:非常に守備がうまく2018年はゴールデングラブ賞に輝いた。
桑原将志 選手
- 生年月日:1993年7月21日
- 身長/体重/利き手:174cm/78kg/右投右打
- 出身地/出身校:大阪府和泉市/福知山成美高等学校
- プロ入り後:横浜DeNAベイスターズのみ
- ポジション:外野手
- 選手としての特徴
打撃:2017年は不動の1番バッターとしてリードオフマンを務めるも、2018年は不調からスタメン落ちや下位打線での出場が多かった。暑い時期に強く、2017年7月に月間MVPを獲得している。
守備:足の速さを生かした広い守備範囲が売りで、2017年にはゴールデングラブ賞も獲得している。
走塁:足も速く、多く試合にで始めた2016年以降、毎年10〜20盗塁をコンスタントに達成している。
梶谷隆幸 選手
- 生年月日:1988年8月28日
- 身長/体重/利き手:180cm/85kg/右投左打
- 出身地/出身校:島根県松江市/開星高等学校
- プロ入り後:横浜DeNAベイスターズのみ
- ポジション:外野手
- 選手としての特徴
宮崎敏郎選手とプライベートでも仲が良く、親友である。
走攻守揃った身体能力の高い選手で、2014年から2017年までの4シーズン連続で、一軍で10本塁打・20盗塁を達成する活躍を見せた。
打撃:長打も単打も打てる技術がある。三振が多い傾向だったが、2018年以降は改善されてきている。
守備:足の速さを生かした広い守備範囲が特徴。主にライトを守っている。
走塁:2014年には盗塁王を獲得するなど、非常に走塁技術が高い。
神里和毅 選手
- 生年月日:1994年1月17日
- 身長/体重/利き手:178cm/81kg/右投左打
- 出身地/出身校:沖縄県島尻郡南風原町/沖縄県立糸満高等学校→中央大学→日本生命
- プロ入り後:横浜DeNAベイスターズのみ
- ポジション:外野手
- 選手としての特徴
シーズン途中で死球によるケガで惜しくも試合に出れなくなってしまったが、2019年以降、熾烈な外野手争いに加わる有望選手。
打撃:ファーストストライクから積極的に売っていく姿勢が魅力。
守備:足の速さを生かした広い守備範囲が売り。
走塁:相当足が速く、50メートル5秒8と言われている。2018年開幕投手はかなりの勢いで盗塁を積み重ねた。
横浜DeNAベイスターズ、注目の投手
東克樹 選手
- 生年月日:1995年11月29日
- 身長/体重/利き手:170cm/76kg/左投左打
- 出身地/出身校:三重県四日市市/愛知工業大学名電高等学校→立命館大学
- プロ入り後:横浜DeNAベイスターズのみ
- 役割:先発
- 選手としての特徴:
身長170cmと小柄ながら、ストレート、チェンジアップ、スライダー、ツーシーム、カーブを投げ分け、特にチェンジアップとストレートの腕の振りの差がなく、多くのバッターが苦戦している。
2018年はルーキーながら11勝を上げ、セリーグの新人王となった。
2019年以降もそれ以上の活躍をしていけるかどうかが、チームの躍進を大きく左右する。
今永昇太 選手
- 生年月日:1993年9月1日
- 身長/体重/利き手:177cm/80kg/左投左打
- 出身地/出身校:福岡県北九州市/福岡県立北筑高等学校→駒澤大学
- プロ入り後:横浜DeNAベイスターズのみ
- 役割:先発・中継ぎ
- 選手としての特徴:
伸びのあるストレートとチェンジアップ、スライダー、カーブを駆使し、2017年のシーズン後半からCS、日本シリーズでは非常に好調で、チームの躍進を支えた一人。
2018年は肩の怪我もあり調子が上がらず、4勝11敗という結果に終わった。
2019年以降、どれだけ本来の調子を取り戻せるかがチームにとっても重要になる。
石田健大 選手
- 生年月日:1993年3月1日
- 身長/体重/利き手:180cm/85kg/左投左打
- 出身地/出身校:広島県広島市南区/広島県立広島工業高等学校→法政大学
- プロ入り後:横浜DeNAベイスターズのみ
- 役割:先発・中継ぎ
- 選手としての特徴:
最速で150km前後のストレートとスライダー、チェンジアップ、カーブを操る。
2016年、2017年の開幕投手を務めるなど、チームを背負うエースになることを期待されていたが、2018年は3勝7敗と奮わず、シーズン途中からは中継ぎでの起用となった。本来持っているポテンシャルは高いので、2019年以降の再起が期待される。
三嶋一輝 選手
- 生年月日:1990年5月7日
- 身長/体重/利き手:176cm/80kg/右投右打
- 出身地/出身校:岡県福岡市/福岡県立福岡工業高等学校→法政大学
- プロ入り後:横浜DeNAベイスターズのみ
- 役割:中継ぎ
- 選手としての特徴:
スリークォーター気味の躍動感あるフォームから、最速154kmのストレートとスライダー、カーブ、フォークなどを操る。
2014年には開幕投手を務めるなど、2013年の入団以降、先発投手としての開花を期待されていたが奮わなかった。
しかし、2018年に中継ぎエースとして結果を残し、60試合登板と大車輪の活躍を見せた。
2019年以降も勝ちパターンの中継ぎエースとして活躍が期待されている。
スペンサー・パットン 選手
- 生年月日:1988年2月20日
- 身長/体重/利き手:185cm/91kg/右投右打
- 出身地:イリノイ州シャンペーン郡アーバナ
- プロ入り後:(MLB)ロイヤルズ、レンジャーズなど→(NPB)横浜DeNAベイスターズ
- 役割:中継ぎ
- 選手としての特徴:
その名前にちなんで、ファンからは『パットン将軍』と呼ばれている。
スリークォータースローで、最速153kmのストレートを軸にツーシーム、スライダー、チェンジアップなどを操る。
一時期は9回の抑えとして登板することもあり、現在は8回を主に投げる、中継ぎの大黒柱である。
山崎康晃 選手
- 生年月日:1992年10月2日
- 身長/体重/利き手:178cm/85kg/右投右打
- 出身地/出身校:東京都荒川区/帝京高等学校→亜細亜大学
- プロ入り後:横浜DeNAベイスターズのみ
- 役割:抑え
- 選手としての特徴:
登場の際の『康晃ジャンプ』が有名でファンは9回に彼が登板するのを楽しみにしている。
クロスステップからのオーバースローという独特のフォームで、最速153km/hのキレのあるストレートとフォークやスプリットのように落ちる自称ツーシームが武器でほとんどの投球をこの2種類で行う。絶対的な守護神として君臨している。
横浜DeNAベイスターズのチームの特徴は?
構成する選手、監督、コーチ、戦略などによってチームの特徴は大きく変わりますが、ここ最近の横浜DeNAベイスターズの特徴について説明します。
今も健在のマシンガン打線
1998年のリーグ優勝時の『マシンガン打線』。
現在でも、筒香嘉智選手、ホセ・ロペス選手、宮崎敏郎選手、ネフタリ・ソト選手らを中心としたマシンガン打線は健在で、2018年は本塁打数181とセリーグトップの本塁打数でした。
得点効率の悪さをいかに解消できるか
一方で、本塁打などの長打は出るものの、得点数が572とセリーグ最下位でした。
これは
- 出塁率が.307とリーグ最下位であること
- 犠打が71本とリーグ最下位であること
- 得点圏打率が.247
つまり、打つときは中軸が長打を打つけど、あまり塁に出れない、塁に出ても次の塁に送れない、得点圏に進んでもヒットが出ない
ということになるのです。
この点をいかにチームとして改善していくかが2019年以降優勝できるかどうかにかかっています。
安定した中継ぎ投手陣
投手陣のうち、中継ぎ投手陣は、2018年は安定した成績を残しました。
シーズン途中までは、リーグトップの防御率を誇り、7回までに勝っていればほとんど逆転されることはありませんでした。
先発投手陣が安定した成績を残せるか
しかし先発投手陣が奮わず、最も勝利数をあげたのが新人の東克樹投手でした。
QS率という、先発ピッチャーが6回を自責点3以内に抑えたかどうかの指標が、先発投手にとっては重要なのですが、
2018年はこの数値が約31%と、12球団中最下位、過去をみても最悪のQS率でした。
2019年以降は先発投手陣がいかに復調するか、にかかっています。
横浜DeNAベイスターズのマスコットは?
横浜DeNAベイスターズのマスコットは
DBスターマン
と
DBキララ
です。
DBスターマンは2012年から、DBキララは2013年からマスコットとしてチームに加わりました。
とても可愛くて、老若男女から愛されていますよ。
横浜DeNAベイスターズの応援スタイルは?
応援スタイルに関して、他の球団と大きく違う部分はあまりありません。
ただ、横浜スタジアムでは回と回の間に様々なイベントが用意されています。
BAYスマイルショット
といって、回と回の間に、観客席に座ってるファンの写真をランダムに撮ってくれて、選ばれた人たちは帰りにその写真がもらえる、という企画だったり、
ドッカーンフライキャッチ
という放たれたフライボールをキャッチできるかどうかの企画など、ファンを飽きさせない企画が毎回盛りだくさんです。
↓ドッカーンフライキャッチ
その他、試合の中盤あたりにファン参加型のダンスタイム、
ハッピースターダンス
というのもあります。
このように、それほど野球に詳しくなくても楽しく応援できる仕掛けがたくさんあるのが横浜スタジアムです。
もし行かれた場合は、思いっきり楽しんでみてくださいね。
以上が横浜DeNAベイスターズの紹介でした。ぜひ参考にしてみてくださいね。
まーく