ちゃんと意識しよう！フォアボール（四球）で出塁することの意味は？

フォアボール（四球）とは、カウントでボールが4球に達することで、バッターが出塁することです。このフォアボール（四球）は野球の試合の流れの中で重要な位置付けを占めています。この記事では攻撃側の観点で、フォアボール（四球）で出塁することの意味を解説します。

フォアボールの攻撃側のメリットは？

バッターがフォアボールを選ぶことのメリットは、

• 1塁への確実な進塁ができる
• （ランナーが詰まっている場合）バッターだけではなく、各ランナーも確実に進塁できる
• 守備側のリズムが悪くなる（投手・野手のリズムが悪化する）

です。よって昔から『フォアボールはピッチャーのエラー』とか『フォアボールはヒットと同じ』と言われてきました。

どういう時にフォアボールを意識したほうがいいの？

バッターはヒットを打つためにバッターボックスに入りますし、ピッチャーもフォアボールは出したくないので、フォアボールだけを狙って得るのは難しいです。
しかし、下記のような場合にはフォアボールを選ぶこともしっかりと頭に入れてバッターボックスに入りましょう。

• ピッチャーがコントロールに苦しんでいる
• ピッチャーの立ち上がり（先発投手の初回やリリーフが変わったタイミング）
• 前のバッターがストレートのフォアボールで出塁した時
• カウントがボール先行の時
• どうしても出塁が必要な時（初回や僅差の時の先頭バッター）

など。
コントロールが悪いピッチャーの場合はじっくり球を見極め、ツーストライクまで待ってみるというのも戦術としてはアリです。ストライクとボール、ギリギリのボールであればカットして粘り、フォアボールを勝ち取れれば、相手にもダメージを与えられます。ぜひ貴重な出塁の方法として、フォアボール（四球）も頭に入れておきましょう。