野球をしていると少し難しいのが、ランナー3塁の時の打球判断ですよね。この記事では、全ての野球プレーヤーと指導者の方のために、ランナー3塁の時のハーフウェイポジションについて解説します。しっかりと基本を理解しておくことで、1点を競った場面など、重要な場面でのプレーに役立ててくださいね。
※ハーフウェイポジション自体についてはこちらの記事で解説しています。 野球の基本を知ろう!ハーフウェイとは?
まーく
3塁ランナーはどういうときにハーフウェイポジションを取るの?
3塁ランナーがハーフウェイポジションを取る時は、下記です。
- 浅い外野フライ
- 内野フライ
3塁ランナーは、ライナーより上の打球は全て、打った瞬間にベースに一旦戻り、タッチアップの姿勢を取ります。なぜならタッチアップできるのであれば、した方が得点が入るからです。そのうえで、浅い外野フライや内野フライであれば、ハーフウェイポジションを取るようにするのです。一旦ベースに戻った際にタッチアップができそうであれば、そのままタッチアップし、難しい打球であれば、ハーフウェイをとる、と覚えておきましょう。
打球のコースや深さでハーフウェイの位置を調整する
ハーフウェイポジションをどれくらいとればいいかは、打球のコースや深さで変わってきます。浅い外野フライのあたりであれば、ランナーの走力によりますが、3〜5メートルくらいが妥当かと思います。打球を確認し、落球したり、捕球できなかったりしたらそのまま本塁に向けてスタートし、捕球された場合はすぐにベースに戻るようにしましょう。あくまでも距離はランナーの走力に合わせて調整してください。
3塁付近以外の内野フライでもハーフウェイを取る
内野フライの場合も、3塁ベース付近の打球以外は、全てハーフウェイポジションを取ります。特に、ショートやセカンド後方の打球は落ちる可能性もありますので、しっかりとハーフウェイポジションを取るようにしましょう。ただ、3塁ベース付近の打球は、もし捕球された場合フォーウアウトになる可能性もありますので、ベースについて打球を確認しましょう。また、ファウルフライや非常に深い内野フライの場合はタッチアップできる場合もあります。このあたりはコーチャーも含めて、しっかりと判断しましょう。
以上が、ランナー3塁の時のハーフウェイポジションでした。ぜひ参考にしてみてくださいね。みなさまの野球人生がより良いものになりますように。