We Love Baseballプロ野球や高校野球の中継などでもよく見る『ファウルボール』。
ファウルボールってなに…！？
何がファウルボールで何がファウルボールじゃないんだろう…
何がファウルボールで何がファウルボールじゃないんだろう…
そんな方向けに、この記事では、『ファウルボールの定義』について解説します。
まーく
ちなみに、この記事は、野球歴25年以上の野球マニアである、私まーくが書きました。みなさまのお役に立てれば嬉しいです。
ファウルボールとは？
ファウルボールとは、簡単にいうとバッターの打球がフェアゾーン（グラウンドの白線の内側）に入らなかったもののことです。
下記の図を見るとわかりやすいですが、1塁ベースに沿ったライン（1塁線）・3塁ベースに沿ったライン（3塁線）の内側をフェアゾーン、
外側をファウルゾーンと呼び、ファウルゾーンに飛んだ打球がファウルボールです。
ファウルボールの定義
ファウルボールの概要は先ほど説明しましたが、いくつか難しいパターンもあります。
そこで下記のように定義が決まっています。
- ホームベースと1塁ベースor3塁ベースの間のフェアゾーンに止まった打球
- 1塁or3塁をゴロで越えていく際、1塁ベースor3塁ベースよりもファウルゾーン側を通過した打球
- フライやライナーの場合、最初に落下した地点が1塁ベースor3塁ベースを越えたファウルゾーンである打球
- ファウルゾーン内で、野手やランナー、審判などの地面以外に触れた打球※故意ではなく偶然の場合
- バッターが打った後に、バッターボックス内のバッターや、ユニフォームなど身につけているもの、バットに当たってしまったもの※故意を除く
例えば3塁線のライナーなどで、3塁ベースの地点を通過する際はフェアゾーンだったとしても、最初の落下地点がファウルゾーンであればそれはファウルになりますし、逆もあります。
ファウルボールに本数の制限はなく、バッターが2ストライクになるまではストライクにカウントされますが、それ以降は何本打ってもストライクカウントは2ストライクのままです。
ファウルボールとファウルチップの違い
ファウルボールとファウルチップの違いは、
- ファウルボール：通常のファウルボール。野手が取れない場合はボールデッドになる。
- ファウルチップ：バッターのバットにかすったボールが直接キャッチャーミットで捕球されたもの。よって3ストライク目にファウルチップがあれば、それはストライクとカウントされ、三振となる。
あくまでも直接捕球したものがファウルチップであり、ミットに当たって落ちた場合はファウルボールとしてボールデッドになります。
以上が、ファウルボールの定義の説明でした。ぜひ参考にしてみてくださいね。みなさまの野球人生がより良いものになりますように。