We Love Baseballこの記事では、全ての野球プレーヤーと指導者の方のために、同点で終盤、ノーアウトで勝ち越しのランナーが出塁した場合の戦術について解説します。指導者のみならず、選手みんなが戦術を理解することで、より高いチーム力を作ることができますよ。
まーく
ちなみに、この記事は、野球歴25年以上の野球マニアである、私まーくが書きました。みなさまのお役に立てれば嬉しいです。
送りバントでスコアリングポジションに送るのがセオリー
同点で終盤、ノーアウトで勝ち越しのランナーが出塁したら、基本的な攻め方としては、『送りバントでスコアリングポジションに送る』です。ワンアウトを取られてしまうのはもったいないという考え方や、相当当たっているバッターであればヒッティングという選択肢もありますが、よっぽどでない限りは送りバントでスコアリングポジションにランナーを進め、ワンヒットで1点取れるシチュエーションを作りましょう。また、2塁にランナーを進めることが相手ピッチャーや守備陣へのプレッシャーとなり、流れを自チームに引き寄せることもできます。
もし終盤で2点以上負けていればヒッティング
終盤の1点差ゲームであれば送りバントがセオリーですが、もし2点差以上負けている場合は、ヒッティングで波状攻撃を狙いましょう。打力がかなり低いチームであればバントもありですが、2点以上の場合は、基本的にはヒッティングがセオリーです。
もしノーアウト1塁2塁になったら送りバント
もしノーアウトランナー1塁2塁になったら、ノーアウトの場合に限って送りバントが良いです。このケースで最も避けるべきはダブルプレーで、送りバントによってそれを防ぐのが狙いです。1アウト2塁3塁になれば、ワンヒットで2点を狙うことができます。もちろん、バントの技術が必要なので、バッターによってうまく使い分けていきましょう。
以上が、同点で終盤、ノーアウトで勝ち越しのランナーが出塁した場合の戦術でした。ぜひ参考にしてみてくださいね。みなさまの野球人生がより良いものになりますように。