何となく知っているけど、じつはよくわかっていない!
そんな方も多いのではないでしょうか。この記事では、
- 「マジック」「マジックナンバー」について正しく理解したい方
- プロ野球をもっと楽しみたい方
この記事を読むことであなたは
- プロ野球の「マジック」について詳しくなる
- プロ野球を今まで以上に楽しめるようになる
まーく
目次
「マジックナンバー」の定義は?
プロ野球の「マジック」「マジックナンバー」とは、
他チームの試合結果に関係なく、そのチームがあと何回勝てば優勝が決定するかを示している数
です。
1位のチームが勝ったり、2位のチームが負けたりすることで数字が減っていき、マジックが「0」になる=優勝を意味します。
この数は、他のチームが残り試合で全勝する場合を仮定して算出されるので、実際に優勝までに必要な勝利数より大きな値になります。
また日本の場合、リーグ内で他の全てのチームが自力優勝の可能性が消失した場合に「マジック」「マジックナンバー」が点灯します。
ちなみに「自力優勝の可能性」とは他のチームの勝敗に関係なく、自チームが残りの試合で全勝すれば優勝できる可能性のことを指します。
逆に「自力優勝の可能性が消滅する」とは「残りの試合で全勝しても優勝の可能性がなくなる」ことです。
「マジックナンバー」の点灯条件
「マジックナンバー」は下記の場合に点灯します。
- あるチーム以外の全てのチームの「自力優勝の可能性」が消滅したとき
「マジック点灯」があてにならない場合
まれに「マジック点灯」が優勝する可能性を表す指標として不適切な場合があります。
それは
- 自力優勝が可能な2チームの直接対決試合しか残っていない場合
- 残りの試合数がチームによって大きく異なる場合
マジックは消滅することもある
マジックは他のチームにも自力優勝の可能性が出てきた場合、消滅します。
シーズンの終盤にゲーム差が少なく、もつれている場合によく起こります。
「マジックナンバー」の計算方法と減り方
では、マジックの計算方法とどうすれば減るのか詳しく見てみましょう。
マジックの簡単な計算方法
マジックナンバーはこの計算で算出できます。
例えばマジックが点灯している1位のチームをAチームとしましょう。
例えばAチームの残りの試合数が20、2位の”マジック対象チーム”との残り試合が5だとすると、
マジックの減り方
マジックは、1日ずつ各リーグで試合が消化される度に1か2減ります。
マジックが1減る場合
- 1位のチーム(マジック点灯)・2位のチームがともに勝ち
- 1位のチーム(マジック点灯)・2位のチームがともに負け
- 1位のチーム(マジック点灯)・2位のチームがともに引き分け合
- 1位のチーム(マジック点灯)の試合がなく、2位のチームが負け
- 1位のチーム(マジック点灯)が勝ち、2位のチームの試合がなかった
マジックが2減る場合
- 1位のチーム(マジック点灯)が勝利し、2位のチームが負けた場合
マジックが1減るか変わらない場合
この場合は、状況によってマジックが1減るか、変わらない場合もあります。
- 1位のチームが負け、2位のチームが引き分け
- 1位のチームが引き分け、2位のチームが負け
- 1位のチームが引き分け、2位のチームの試合がない
- 1位のチームの試合がなく、2位のチームが引き分け
マジックが1 or 2減るか場合
この場合は、状況によってマジックが1か2減ります。
- 1位のチームが引き分け、2位のチームが負け
- 1位のチームが勝ち、2位のチームが引き分け
まーく