甲子園のラッキーゾーンとは?作られた理由となくなった理由を徹底解説!

ラッキーゾーンって何?
昔の野球の映像を見ると外野に柵があるのはなぜ?

そんなことを思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
この記事では

  • 甲子園のラッキーゾーンについて詳しく知りたい方
  • 野球ファンの方
に向けて、ラッキーゾーンについて詳しく解説していきます。

まーく

ちなみに、この記事は、野球歴25年以上の野球マニアである、私まーくが書きました。みなさまのお役に立てればうれしいです。

甲子園のラッキーゾーンとは?

甲子園のラッキーゾーンとは、1947年から1991年まで外野のフィールド内に設置されていた柵で囲まれたゾーンのことです。つまり、柵によって外野を本来の大きさより少し狭くしていたのです。
これがあることでホームランが出やすくなる→”ラッキー”だよね→「ラッキーゾーン」と呼ばれていました。
甲子園が日本で最初にラッキーゾーンが作られた球場ですが、それ以外の複数の球場にも設置されていました。

ラッキーソーンはなぜ作られた?

なぜ「ラッキーゾーン」は作られたのでしょうか?
それはずばり、ホームランを出やすくするためです。
ではなぜ、ホームランを出やすくしたかったのでしょうか?
それは、ホームランは”野球の華”と言われ、ホームランが出ることで試合が盛り上がり、野球の人気に繋がるからです。
野球も興行の一つなので、人気は大事ですよね。

ラッキーソーンはなぜなくなった?

甲子園のラッキーゾーンは、1947年から設置されていましたが1991年のシーズン終了後に撤去されてしまいました。それは、

  • 選手の体格向上やバット、ボールの品質改良によりホームラン数が増加した
  • 夏季オリンピックに野球が競技として加えられ、国際競技規格に適合する球場が新設・改修されるようになり、ラッキーゾーンの価値が薄れた
ことが理由として挙げられます。

ラッキーゾーンが過去あった球場

冒頭にも述べましたが、ラッキーゾーンは複数の球場に設置されていました。

  • 阪神甲子園球場(1947~1992)
  • 明治神宮野球場(1962~1967)
  • 西京極球場(~1987)
  • 鳴海球場(~1958, 球場閉鎖)
  • 阪急西宮球場(1960~1991, 2002に球場閉鎖)
  • 藤井寺球場(~2004, 球場閉鎖)

ラッキーゾーンが今もある球場

また、ラッキーゾーンが今もある球場もあります。

  • 倉吉市営野球場
  • 宮城球場(2013~)
  • 福岡ドーム(2015~)
  • 千葉マリンスタジアム(2019~)
現代のラッキーゾーンでは、選手のプレーが間近に見えて迫力もあるのでm観客席に改修しているところが多いようですね。

まーく

以上が、ラッキーゾーンに関する解説でした。少しでもプロ野球ファンのお役に立てればうれしいです。みなさまが楽しい野球ライフを送れることを願っています!